攻殻機動隊ARISE１０話（終）

ホズミ大佐を護送する素子たちと追うパイロマニア、あわやというところまで追い詰められ、形勢逆転勝利するも、裏でなんだかんだしてるっぽいクルツとの件は新劇場版に持ち越しってことなのかしら。ヒドイ！ﾖﾖﾖ…

文字に書き起こすとさほど事態が進展してないように思えるけど、実際観てて厚みを覚えるのはアクションで満足できてるからなんでしょう。

新劇場版が思いの外好評のようで、そちらも楽しみだ。

上映圏外だけど。なんたることだ！どういうことだ！（憤怒

総評

原作既読組の悪いところというか、どうしても原作と比較しちゃうもんで。

「Ghost Pain」は公開当初に観てそれなりに楽しんだもんだけど、あとは億劫になっちゃって、TV放送するってんでそれなら観てみようかと（ヒドイ）

観てみたらこれが面白い。回を重ねるごとにのめり込んで、そうなるともう原作がどうとか関係なくなっちゃうよね。

一番気乗りしなかったのが「Ghost Tears」で、これはCMが悪いですｗあんなCMで観たいって思うかよっ

いざ観てみるとこれが良くって、何がいいって素子が彼氏とのいちゃついてる時の演技と、似合わないドレスｗ似合わないドレスってのがポイントで、ドレスに不釣り合いな素子の気質がそう感じさせてるんですね。外見でなく内面からきてる。上手い。

ARISEの素子は神山版の時間軸には居ないと思う。原作の時間軸にも当然居ないのだけどｗでもセクシーさよりも生意気さふてぶてしさが全面に出た本作の素子はアニメ作品のどの素子より原作寄りだと思う。

原作より過去の話なんだから、素子はどんなことがあったって無事なはずなんだけども、それでも素子うしろうしろ！とコーフンさせてくれるってのは有難く。アクションで、化かし合いで、しっかり見せてきて、それでいてどのシリーズよりもわかりやすくとっつきやすいすとーりーで、娯楽として気負うことなく楽しめました。