ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか。13話(終)
18階層に突如現れたモンスター達、ヘルメスによるとどうやらウラヌスさんの祈祷がどうにかなってこうなったようだけど、そこ詳しく聞きたいぞ!
ヘルメスはフレイヤさんだっけ、なにかしら企んでそうな胸雰囲気の、そっちとは関係無さそうだねえ。別の目的でベルに接近してきた様子。
で、いじめた先輩方が窮地に陥ってて、どうする?とこれ助けるしか無いよね、とは思うけども、思うけども、案の定助けて、それを意気に感じていじめた先輩方が共闘する、という件に、僕はまんまと熱くなるのでした。ベタだけども!ベタだけども!最高だろ!
ベルがダメージで立てない、というところで、ベルのじいさんの言葉とヘルメスの言葉が重なるところから、ヘルメスはベルのじいさん絡みっぽい。ここんとこの台詞でも熱くなってしまうのは、悔しいけど僕は男なんだな(借用
その後ベルが手にした長剣はなんだろう?リリが見つけたピエロのマークのやつ?ヴェルフの魔剣エピソードもささっと回収しちゃったけど、でもいいや熱いから。
皆の渾身の攻撃でトドメを刺したかに見えたが後一歩及ばす。ここからも良くって。
「僕のベル・クラネルは、もっと早く、もっと強く!もっと高く飛べるんだっ!」
「『僕の』ベル・クラネルは」てのがいいよね、ベルはヘスティアのもの。ウヒョー(ゴロゴロ-
コホン
ヘルメスの劇的な語りで戦いにひとつの幕が下りるってのも雰囲気あって良いね。
どうやらベルのじいさんはゼウスで、あるファミリアの主神らしい、ということがわかった。ようなわからんような。とにかくつよそうだ。
とりあえず一件落着!という締めくくりに、分島さんのED曲がまたピッタリで、ああ…いいなあ、楽しかった。
ベルに膝枕してあげるヘスティアの画、柔らかい神々しさが素敵でした。
総評
ヘスティアのルックスが話題となった本作。たしかに大胆なデザインで目を引くけど、街の風景や建物、小物や食事に服飾など、細部の描き込みが魅力的で、異世界を旅しているような臨場感があったし、キャラのボディや表情ひとつひとつの描写にもこだわりが感じられた。
冒険し、探索し、買い物をして、人々とふれあい、仲間を得て、食事をし、ステータス確認して寝る。ロールプレイングゲームの魅力を設定に上手く落とし込んでいて、戦い一辺倒でない生活感あふれる楽しい展開。
終盤ちょっと駆け足になっちゃったけど、最後にベタでもブワッと盛り上げて締めてくれたので満足。楽しかったです。有難うございました。