城下町のダンデライオン 1話
おおっ珍しい大家族モノか…いいなあ…と目を細めてたらロイヤルファミリーか!いいねえユニークで。
大家族ってだけで家庭感がうんと濃くなってて、それだけでも楽しげなのに、王族が街の戸建に住んでいて、言わなければ普通の家庭と変わらない各々の言動が、なんとも微笑ましい。普通の家庭なら別段なんとも思わないような些細なことまで、王室の方々がなさってる、と思うとじわっと可笑しみが湧いてくる。
家族兄妹それぞれが王族だけあって良い性格だけど、そんな中で茜の人見知りでシャイな性格が巻き起こすドタバタがアクセントとなってる。
王室が日常に溶け込んだ王国という世界観を、メディアがエンターテインメントとして王室を消費するという、あながち嘘とも言い切れない方向で、かつポジティブにエピソードに盛り込んでるところも楽しい。
庶民と変わらぬ暮らしをしながら、それでも王族である、というスケール感を、宅前のリムジンや街中の監視カメラに万全のセキュリティ体制と表現出来てて、普通そうに見える子達が王族らしくなる瞬間や、またその逆も楽しみ。
兄妹のなかでは六女・栞がお気に入り。能力が「物体会話」、モノとも会話できるって…ンマーッ可愛い!
じっ次回が楽しみですね(襟を正しつつ