GOD EATER ２話

未熟ながら奮闘するリンカと、戦いながらリンカを援護する面々。

雨の中のシーンだけど湿り気を感じない画などは、リアリティでなく印象的であることに画作りの力点をおいていることが伺えて、作話上の方法論もそうなっているんだろうと推測できる。

結果的に音楽アーティストのプロモーション映像のようなかっこ良さがきちんと成立していて、視覚的に見応えのある画になっているけれども、ストーリー的には至ってノーマルで、画ほどの印象あるエピソードは今のところ無し。ただ、定型文的なやりとりの中でも、ただ切り貼りしたようなチグハグ感や性急感のない、展開になじむやりとりの描き方が丁寧で、物語が本題に入ると画と馴染んでくるかもしれない。

画だけでも一見の価値ありなので、今後も付き合っていくつもりだけど、ストーリー的にも盛り上がってくると期待したい。