赤髪の白雪姫 ２話

白雪の作る目玉焼きがウマそう…な朝。クラリネス王国での生活をスタートさせた白雪が、職を求めて薬屋を訪ね、そこで仕事は得られなんだけども宮廷薬剤師なるものの道が見えてきて、なんだかワクワクする。手に職を持ったヒロインってなんか新鮮。

そんな白雪の、赤髪に対する街の人々のリアクションがその後のフリになっていて、案の定赤髪に目をつけた没落貴族に身売り目的で囚われる。

そこからの流れがまた良くって。後ろ手に縛られた縄を壁にこすりつけて切り、誘拐犯が食事を運びにきたところを体当り+足元の絨毯を引っ張り転倒させてその間に逃げる、とこんだけでも大胆なのに、行き止まりに追い込まれると手持ちの薬剤でしびれ薬をいぶして追手を足止めしたり、二階の窓から飛び降りる…とほんと機転と行動力が魅力的。悪意に屈しない意志の強さと、悪人にさえ見せる温情と…いいねえ。

わかりやすい伝統芸的な展開だけど、白雪の行動が新鮮な驚きをもたらしてくれる。面白い。