アニメられる日々

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オーバーロード 4話

カルネ村に迫るスレイン法国の兵たちの狙いは、リ・エスティーぜ王国戦士長・ガゼルの首と理解し、村を守るため村民をアインズ・ウル・ゴウンに託し、囮として赴くガゼル一行。

ここまでの流れがざっくりしているので、モモンガ(アインズ)がスレイン法国の兵たちがユグドラシルの魔法を使うことに首を傾げている様子がいまいち飲み込めないんだけど、モモンガにとって今見えている世界はモモンガの全く知らない世界…ゲームの仕様が変わったとかそういうレベルでなくユグドラシルには全くなかった要素が現出しているということか。だとすると、全く知らないはずの世界に馴染みのある要素が加味されている…他のプレイヤーが干渉している、ということかなるほど。このへんもう少しわかりやすくしてくれたらより楽しくなったと思うけど。

ガゼルの身を呈した戦いが、実を結ばず完膚無きまで踏みにじられそうになる所で、アインズ・ウル・ゴウンが出てきて無双の限りを尽くす。一歩間違えば「俺TUEEE」的に退屈になりそうな設定が、常に猛威を振るってるのでなく、ここぞという時に出てくるところが良くって、嫌味がなく、溜まった鬱憤をドカンと発散させてくれてスカッとする。

モモンガの属するギルドの属性が悪というのもいいね。現実を生きる人としてのキャラとゲーム上のキャラとのギャップに加えて、人としての良心と悪属性キャラとのギャップと2度美味しい。また、ギルドの頂点を極めたという設定が、冒険に向けて環境や条件づくりをいちから始める必要がなくなって、物語を最初からトップスピードで展開させられる。そのおかげで出だしはとても好調。あとはこれらをどう生かしていくか。

アインズ・ウル・ゴウン…アインズと呼んでくれ!とのことだけど、これからも中の人への親しみを込めてモモンガと呼ばせてもらおう。