下ネタという概念が存在しない退屈な世界 5話
終始苦笑しっ放し。いや面白いんではあるんだけども。こう、コメントしづらいというか。どうしょうもなく下品で、だから下ネタなんだけども、可笑しい、というのとはちょっと違うかな。くだらなさでフフッとなる、みたいな。
今回は「善導課」の捜査がぬるい点について、個人的に納得できる材料が見られた回だった。署名をエロ絵にすり替えられ、そうと知らないソフィアがマスコミの前でそれを晒してしまった時、エロ絵に釘付けになってるマスコミや善導課の人々の様子から、ひょっとしたら本作のような性の過剰規制社会は一部を除いて誰にも歓迎されてないんじゃないかと。
普通に考えたらそりゃそうだ、と思うけど、そういう規制する側にも隙がある描写は、抑圧された社会の無理矢理感を補強するのでいい描写だと思う。
…と、小難しく考えるような作品でもないと思うけど、そうでもしないと毒気に当てられてしまいそうだ。