Charlotte 5話まで観終えて~考察あれこれ
黙って観ていけばそのうち分かるものを、あーだこーだと考える…楽しい!
というわけで、Charlotteを5話まで観終えたところで、作品やいろんな方の感想・考察からあれこれ気付いたもの、気付かされたものをまとめてみたいと思う。
有宇の夢に出てくるもう一人のきょうだい
奈緒が聴いてた「ZHIEND」の曲を、はじめて聴くはずの有宇が覚えた既視感、そしてそれを聴きながら寝ると、過去の乙坂家の団欒に、もうひとりのきょうだいの姿。
これらを踏まえて、ZHIENDのボーカルは有宇の姉ではないか、と予想する。兄じゃないの?と思われるかもしれないけど、ZHIENDの曲は女性ボーカル曲なので、ボーカルは女性とみていいでしょう、なら有宇のきょうだいだとしたら姉になるだろうと。以降の考察は、この説を前提に進めることにする。これが間違ってたら超恥ずかしいけど、そん時は晒し者にでもすればいいさ!(自棄
追記)奈緒の回想で兄の部屋にあった「ZHIEND」のポスターに写ってるのは女性ですね…見落としてました
有宇の能力について
有宇や歩未がもうひとりのきょうだいの記憶を失っているのは、あきらかに異常事態。何らかの作為が介在するのは確実で、それは乙坂家から姿を消した姉の所為なのか、それとも能力研究者絡みか。記憶を消された有宇たちは誰かに守られているのか、それとも監視されているのか。
ZHIENDのボーカルが視力を失っているというのと、有宇の乗り移り能力とそれにまつわるエピソードを振り返ってみると、ひょっとしたら有宇の本当の能力は「他の能力者の能力を奪う」ことなんじゃないかとふと思った。このへんは、有宇の「目」がやたら強調されてるように思えたので、ひょっとしたら有宇は姉から視力を奪ったんじゃないか、と思ったんだけど…(弱気
気づいた時は小躍りしたけども、ちょっと強引かな、と思い始めてる。有宇の姉は3人でいる時は目が見えてたようだから、何らかの理由で視力を失い、それをきっかけに彼女は乙坂家を去った、あるいは存在を隠されたのではないかと。
有宇の能力に何か隠された秘密があるのは間違いないと思う。高城の意味深な発言に、有宇の能力を試す奈緒…奈緒でさえ知らない秘密が隠されていると。
OP曲「Bravely You」考
『君はひとり何を聴いてた』
『僕は遠い夢を見てた』
これはちょうど5話で、「奈緒がひとり何の曲を聴いてるのか興味を持った有宇」「聴いたこと無いはずの曲に既視感を覚え、それを聴きながら寝たら過去の乙坂家の夢を観た」に相当する。このことから、この曲は有宇視点の曲と思えるけど、おそらく奈緒視点の曲として捉えてもいいようになっていて、これは有宇と奈緒が極めて似た境遇に居るからだろうと。
『何を選ぶかはもう決まっている』
『間違いはないか神に問いかける』
大切なものを守るために何かを捨てなければならない。気持ちはもう定まっている、でもこれでいいんだろうか…と神に問いかけたくもなる、と。そういう心境に至る出来事が今後起きるんだろうかと思うとドキドキする。
『ひとりきりじゃなかった』
『ずっとそばにいたんだ』
『この手を伸ばす』
これは空気のように意識してなかった、ずっとそばにいた人の大切さに気付いて、この手を伸ばすけども…ということだろう。それは奈緒にとっての兄だろうし、有宇にとっては…これは歩未になるのかしら…嫌や!(地団駄
『怖いものなんかない』
『たとえ化物になろうとも成し遂げる』
大切なものを取り戻すために、どんな手を使ってでも成し遂げる。たとえば奈緒が、兄を救うためにたとえ利用されていたとしても…とか、有宇が、能力によってボロボロになろうとも救いたい何か、動機ができるということじゃないだろうか。
キービジュアルの意味
「大切な何かを失うとしても、少年は運命に立ち向かう」というキャッチコピーで、生徒会に歩未も含めた画のキービジュアル。こちらは中心に歩未がいる。運命に立ち向かう少年は有宇、大切な何かは歩未だろうか…嫌や!(2度目
「大切な誰かを忘れようとも、化物は運命に挑み続ける」というキャッチコピーで、研究所のようなところで検査服を着たふたり、という不穏な画。これは一人は奈緒の兄、もう一人は有宇の姉ではないだろうか。
奈緒の兄がバンドをやっていたということで、もし有宇の姉がZHIENDのボーカルなら、ひょっとしたらふたりは知り合い、友達、有宇のきょうだいが姉という仮説が正しければ恋仲だったことも考えられる。
追記)奈緒の兄が「ZHIEND」ファンだった描写にZHIENDポスターで伺える姿から、「有宇のもうひとりのきょうだい=ZHIENDのボーカル」説が危うくなってきた…時系列が合うかどうか微妙だし髪の毛の長さも…でも「平坦」だからまだ可能性も…モゴモゴ
…以上です。考察なんて大層なもんでも無いかもしれんですけど、読んでもらってなにかしら楽しんでもらえたら幸いです。
参考記事紹介
いろいろ考えるきっかけとなった記事を紹介します。こういうきっかけをもらえる記事は有難いです。感謝感謝。