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アニメられる日々

アニメ感想ツイート保管庫(暫定

食戟のソーマ 18話

商店街を脅かすショッピングモール内のからあげチェーン店「もず屋」に対抗すべく、策を練る創真たち。

からあげに関する知識は元より、出店形式や地理的条件、客層と心理も盛り込んだ戦略と手段が現実的な説得力があって、物語を盛り上げてくれる。持ち帰りを考慮したもず屋に対抗して、食べ歩きを考慮してからあげをクレープ状に供する、というのは一見目新しくもないように思えるけど、参考にしたのがクレープでなくベトナム料理だった、というのはユニーク。食べ物を題材にした作品を描くにあたって、より興味を引くために相当な取材を重ね、資料・文献にあたっていることが伺える。いい仕事。

肉魅(郁魅)と真由美、それぞれの個性とそれを踏まえた創真への視線にリアクション、創真の肉魅や真由美に対する接し方の違いなどもコミカルな演出もあって楽しいし、弁当のとみたや店長の空回りっぷりも可笑しかった。

今回一番感銘を受けたのは、創真たちが商品を開発して勝負に出てから、効果が出るまでに3日かかったというところ。それでも早すぎるとは思うけど、ショッピングモールに客を奪われてひっそりとした商店街が、新商品一つでたちまち大繁盛!となったら評価はまるで変わっていたと思う。もず屋社長・中百舌鳥きぬ視点で、日に日に客足が落ちていくのと、店を素通りする客がなんかからあげの入った何かを食べ歩きしてる…!と中百舌鳥の焦りがこちらにも伝わってきて実に見事。商店街に様子を見に来た中百舌鳥に、創真が意趣返しする件も爽快。

もず屋の背後に経営コンサルタントが居る、という設定だけでも面白いのに、そのコンサルタントが遠月十傑のひとり・叡山で、もず屋の不調の影に創真がいると知ると呼びつけて宣戦布告、という流れが熱く。全く隙がなく見せ場の連続で全くダレない。凄い。