アニメられる日々

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それが声優!6話

イヤホンズのデビュー曲の決定とは別に、以前ドラマCDで出演した作品のアニメ化が決定したと知り、二重の喜びに浸る双葉。

ドラマCDとアニメでは声のキャスティングがガラッと変わるのはアニメファンにとっては周知の事実で、嫌な予感しかしなかったんだけど、よりにもよってドラマCDで双葉の演じた役をアニメで鈴が演じることになるとは…。しかも3人のラジオ収録中に、鈴からのお知らせという形で。収録中とあって取り乱すことは出来ないだけに、これは辛い。

双葉の取り乱しよう凹みようは「大人げない」「プロらしくない」と映るかもしれないけど、むしろプロだから、仕事だからこそ取り乱すんじゃないだろうか。仕事を得ること、それを糧に生活していくこと事態が困難な厳しい世界だからなおさら悔しいし納得出来ないんじゃないだろうか。それをたしなめる資格があるのは、同じ世界で生きている者だけではないだろうか。と僕は思うので、今回のエピソードはストンと腑に落ちた。

落ち込み半ば自棄になる双葉に、先輩であるヒカリが理性を持って諭したとこも良かったし、正直悔しいけども…と鈴に本心を隠さず吐露した上で応援してるよ!と励ます件まで含めて良いエピソードだった。

本作に関して、業界の実態や苦労などもう少しコミカルに笑い飛ばしてほしいなあ、とは思ってたけど、今回のエピソードに関してはしっとりと深刻な雰囲気がマッチしててよかった。