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GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 7話

イタリカ攻防戦に遅れて参じたピニャの騎士団に捕まり連行された伊丹。自衛隊の戦力におののき協定を結んだばかりのピニャは、自身の騎士団が伊丹を暴行した上で連行してきたことに青ざめる。

自衛隊との関係を悪化させたくないピニャが、責任者ボーゼスへ伊丹への暴行の償いとして彼に身を捧げるよう命じるところ、個人的にはなんとも気分が良くないけども、そういう力学の世界に生きてるんだな、と納得はできる。ただ、素性も知らぬ異界の男に身を捧げる屈辱を覚えたのはわかるとして、伊丹に全くその気がなかったことで彼女は救われたはずなのに、伊丹にビンタした動機がまるでわからない。覚悟を決めたのに相手にもされないことで侮辱されたという説明もきちんとあったんだけども、それでもなおわからない。ノリノリで来たのに無視されて侮辱された!というのならわかるけど、伽を屈辱に思い涙した心境とそぐわない。協定相手に無礼に無礼を重ねたことで関係を悪化させないように、証人喚問で一時帰国する伊丹らについて行く動機が欲しかった、というのはわかる。それだけに段階は丁寧に描いて欲しかった。

そこに目をつぶれば、証人喚問にと戻る伊丹らに同行する各々が、それぞれの興味なり不安なりリアクションする様子が楽しく、異世界の住人が日本へ行ってどうリアクションするか、また日本の人々は異世界の住人たちにどうリアクションするか、次回が非常に楽しみ。