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GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 8話

特地での活動について、参考人として招致された伊丹とレレたち特地の民に、外務省との交渉の席に招かれるピニャたち。

ピニャを筆頭に、異世界からやってきた面々のリアクションを通して、日々当たり前のように目にして、触れて、食べて、過ごしている日本の都市の日常の光景に新鮮味を見出す妙味がある。それは海外の反応ネタを楽しむ心理に等しい。

日本のように煮炊きしたコメや発酵調味料をよく使った料理の香りというものは、同じような食文化を持つ国や地域の人々には抵抗なく受け入れられても、小麦を練って焼く文化の人にはウッとなる方もいるようで。その点、ピニャたちに牛丼や生卵に対するリアクションは興味深く見入ってしまった。おいしい!と言ってくれるとなんだか嬉しいねwウエーってリアクションでもそれはそれで良かったと思うんだけど。

国会の様子は想像の範疇で、ご愛嬌ご愛嬌と受け入れることは出来た。しかし、本作の、自衛隊がドンとタイトルに出てるのもそうだけど、こういった内容を創作の場で躊躇なく描けるというのはほんと時代は変わったなあと。内容の良し悪しは置いといて、こういうことも語れるようになったのは悪くはないのかな、と思ったり。これで逆に反論が封殺されるとまた困るんだけど、それはまた別の話。

ともかく、一見胡散臭い公安の人間が伊丹らに協力するという流れとその裏で特地の人々に迫る勢力と複雑に入り乱れて面白い。成り行きで伊丹の元妻…これもまた驚きなんだけども、一同がそこに転がり込むことになって…と、滞在はしばらく続きそうで、異世界の住人たちの東京でのリアクションがまだまだ楽しめそうでワクワクする。