アニメられる日々

アニメ感想ツイート保管庫(暫定

ガッチャマンクラウズインサイト 8話

フキダシから生まれた謎の生物。脅威かと思われたが、友好的な生物と知られると様相は一変。「くうさま」と名付けられた生物たちと人々との奇妙な日常が始まる。

「くうさま」の「くう」は「空気」の「くう」と「喰う」を掛けていそう。移ろいやすい人々の心を反映したような床屋のサインポールのような配色といい、なんとも悪趣味なモチーフとデザインが不気味。

はじめとカッツェのコンビネーションがまた絶妙で、1期ではやや理想的にすぎたはじめが、カッツェを内包することによりカッツェが彼女の悪を担っているようで、バランスの良いキャラになっている。

反面、つばさは「一つになる教」の先導役を背負わされてて、なんとも酷な立ち位置。事態が最悪な方向に進めば、彼女は一番つらい立場に立たされるかもしれない。無自覚に人々を先導した責任を負った彼女に、どのような試練が待ち受けているのか、そして救いがあるのか、ここの描き方で評価が変わってきそう。

「くうさま」が現れてもなお、一つにならない…というところで、ゲルの知らない所で「くうさま」が行動に出る。終わりの始まりといった衝撃的な引きに次回への期待が高まる。