GOD EATER ７話

アラガミに追われ孤立するレンカとアリサの救助にきたリンドウ。アラガミが多すぎて救助ポイントに向かえない為、一時身を潜めやり過ごすことに。リンドウはレンカとアリサを居住区に入れない人々の住まう避難所へと案内する。

神器を捨ててアリサをかばったレンカの、「神器を捨てる」という行為に対するリンドウの、GOD EATERとはなんぞや、という問いかけに対して、避難所でのリンドウの言葉一つ一つをヒントに答えを導き出すレンカ、という流れがシンプルでも説明と描写のバランスが良くって理解に苦しむこともなく臨場感もあって引き込まれる。

アラガミが跋扈する世界になるに至った経緯を、毎回終盤に持ってくるのも回を増すごとに効いてきて、シンプルなストーリーに動きで見せる、それだけでは物足りないであろう本編がそれによって厚みを帯びてくる。

本作は背景のタッチに調和したキャラの色使いが好きなので、ここまで崩れてないのは嬉しい。多少延びようが特別編なり総集編なり挟もうがしっかり作ってもらえるなら全然構わないので今後も期待したい。