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アニメられる日々

アニメ感想ツイート保管庫(暫定

GANGSTA. 総感

ドラッグ・セックス・バイオレンスを印象づけるOP映像にうげっとなったけども、マフィアが跋扈し犯罪の絶えない街エルガストルムで、売春婦として生きるしか道を見いだせないアレックスの悲しみに寄り添う出だしと、便利屋として血なまぐさい現場を駆けまわるウォリックとニックのツーバディ、そのニックが聴覚障害者であるという設定とリアリスティックに迫る勇気ある声の演技に惹かれた。

序盤はどうしようもない街で生きていくために手を血に染め、または身体を売りながら暮らしていくキャラたちの哀愁が、視覚的演出によって雰囲気あるストーリーを紡いでいて「画で語りかけるアニメ」として素晴らしいものがあった。けれどキャラたちの背景に「黄昏種」という異能系設定やそれに即した強敵が続々出てくるのと、画の品質がみるみる低下していくのも相まって、中盤以降はもう雰囲気がガタガタになってしまった。総集編を挟んだのも予定の内でなくハプニングだったのか、最終話で一区切りをつけることもままならず。ちょうどその頃制作会社「マングローブ」倒産の報もあり、なるほど…と納得してしまったけど、いろいろ惜しい作品だった。