アニメられる日々

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ヤングブラック・ジャック 1話

手塚治虫不朽の名作、「ブラック・ジャック」が原作の、主人公ブラック・ジャックこと間黒男の若き日の物語を描いたコミックのアニメ化作品。

タイトルとキャラデザがどこか赤面してしまうんだけども、1960年台の学生運動などの混乱を背景に、この先医学会の暗部を歩んでいくことになる間黒男の、若き日の医療に対する、救うべき人に対する想い、そのためなら法も犯すし法外な金銭も要求すると、悪を背負いながら理想に邁進する、その滾るような熱気を、ともすれば青くさくて恥ずかしくなるような熱気を、一片の恥ずかしげもてらいもなくドドンと見せる演出に、わけも分からず涙が溢れてきた。本作のその熱気は、そのまま作り手の熱気でもあると受け取った。

手塚治虫風の漫画チックなユーモアも交えつつ、コミカルにシリアスにピシッピシッとメリハリのある切り替えでそれぞれの雰囲気を壊さない手際も見事。監督に加瀬充子さん・シリーズ構成に高橋良輔さんと貫禄の顔ぶれ。60年台の雰囲気を再現する狙いからか。今後も期待して良さそう。