アニメられる日々

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櫻子さんの足元には死体が埋まっている 2話

深夜3時頃、小腹の空いた正太郎がコンビニを訪れた際、幼い子がひとりでいるのを目撃。保護して交番へ連れて行くが、自分の名前も言えないほど幼いために手がかりがつかめず。その子が所持していたバッグを調べたところ、ぬいぐるみに血痕が付着していた。

櫻子さんのエキセントリックなキャラクターに焦点を当てた1話めと比べて、ぐっとサスペンス色が濃くなり渋めの出だし。1話めはいわゆる月9的ドラマといった華やかな印象だったけども、今回は重めのトーンで2時間サスペンス的な雰囲気。児童虐待が背景にあるかも知れない、という今回の内容への配慮だろうか。これはこれで楽しいではある。

今回は児童虐待またはDVといった家庭での関係のもつれが生んだ事件であったけども、それとは別に正太郎と櫻子さんの関係の背景を少し掘り下げる回でもあった。むしろそちらの方に力点を置いていたように思える。

OP映像や本編での櫻子さんの正太郎に対する様子から、二人が過去に会っているかのような印象を受けるけど、正太郎はまるでわかっていない様子なので、櫻子さんの回想に現れる男の子と正太郎は別人の可能性が高い。正太郎の兄弟の可能性は低いか…櫻子さんの取り乱しようから肉親、弟がいたように思えるけどどうだろう。その弟をある事情で亡くしていて、その責任を感じている。そんな背景を抱えていると仮定すると、今回の櫻子さんの行動のひとつひとつがピタッと符合してくる。

また、同級生の鴻上さんか、ヒロイン的に正太郎に近いポジションなのに、正太郎と恋仲になるような描き方をしてないところが面白いし良い味出してる。OP映像での彼女からは、正太郎との距離感を感じた。「今、僕のこと正太郎って…」とスッと距離を縮めてきた正太郎に対してスッと同じくらい離れ距離をとる櫻子さんというシーンは可愛かったけど、それぞれの色恋をとりあえず棚に置いておいての友人関係、その距離感が生むやりとりが面白い。しばらくはこうして互いに距離をとってくれていたほうが面白いやり取りが見られそう。

あれこれシリアスな伏線を仕込んでるな、という印象の回でもあって、「過去に囚われたモノたちへ贈る物語」と謳ってるのだけども、正太郎や櫻子さんの過去にとらわれなくても、それぞれの今を描くだけでも十分面白くできると思うのだけど。もっともここでいう「モノ」とは「者」だけにあらず、ということでもあるんだろうけど、ともかく僕は櫻子さんがはしゃぐ姿をいっぱい観たいぞ!