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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 7話

鉄華団を追ってきたのは、鉄華団の前身・CGSの社長、マルバだった。鉄華団に奪われた財産の返還を要求するマルバの後ろ盾となったのは、鉄華団が地球への案内役としてこれから交渉する予定だったテイワズ傘下の組織「タービンズ」。そのリーダー・名瀬と交渉するオルガらであったが、どちらも譲らず決裂、一戦交えることとなった。

子どもたちを侮る大人たちという、ごくごくありふれたキャラたちとその言動。しかしながら変に物分かりがいい大人たち…という描き方よりも、大人である自分たちは子どもたちよりも優れてて当然と思い込んだ上での言動がかえってしっくりくる。マルバから「阿頼耶識システム」や「宇宙ネズミ」について聞かされた名瀬の表情が険しくなった描写から、本作の世界では少年が兵として駆り出されているという現状があまり世間に認知されてない様子にみえる。というか、そうであったほうが観る側としてスッキリするというか。鉄華団の行動が、命のやり取りに何の感慨も抱かない生まれながらの戦士たちによるものでなく、反抗期の子どもたちの火遊びくらいにしか思っていないのなら、今回の「タービンズ」の面々の言動がスッと腑に落ちるのだけど。

タービンズとの交渉で、自身が「CGSの財産」として計上されてたことを知らされるクーデリア。これから戦闘だというドタバタの中でうやむやにされたけども、ふいと目をそらすフミタンが意味ありげ。クーデリアは序盤に父親に「売られた」わけだから、フミタンだってその件に絡んでるんだろうけども、クーデリアお嬢様の意志を尊重するフミタンが、道中で裏切るとは考えにくい。というか考えたくない。フミタンかわいいよフミタン…。

(咳払)

さて、今回は名瀬も曲者ならクルーも曲者ぞろいで、しかも女性ばかり…。マルバの子どもたちの扱いを知って鉄華団と交渉を再開するとした名瀬。おそらくマルバは退場となるでしょう。これからタービンズと道中を共にするんだろうけど、いやあ怖いですねえ。女性ばかり…。どんなドロドロな展開が待っているのやら。