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アニメられる日々

アニメ感想ツイート保管庫(暫定

無彩限のファントム・ワールド 1話

十数年前、阿頼耶識社の研究室で起こった爆破テロ事件により、特殊なウイルスが流出。ウイルスは瞬く間に人々に感染し、脳の構造を変化させた。結果、人々はそれまで認識できなかった幽霊や妖怪の類・「ファントム」を認識できるようになる。それらはほとんどが無害であったが、しばしば人々に迷惑や被害をもたらす事もあった。一方で、事件後に生まれた子どもたちのなかに特殊な能力を持つ者も現れる。ホセア学院の「脳機能エラー対策室」は、そんな特殊な能力を持つ生徒たちが、迷惑なファントム退治を行い報酬を得るクラブ活動のようなもの。主人公・一条晴彦とチームメイト・川神舞もまた、こづかいや生活の糧を得るためにファントム退治に向かうのであった。

京都アニメーションKAエスマ文庫のアニメ化作品。異能バトル系学園ファンタジーコメディ、そしてちょっぴりエッチいという、アニメーション作品群のなかでは定番のジャンルだけども、京アニにおいては珍しい作品。同系統で「甘城ブリリアントパーク」があったけども、あちらよりもより大胆に、ストレートに「エッチさ」と向き合ってて、僕的には非常に嬉しい。いやおっぱいがどうとかそういう意味でなく、いやそういう意味でもいいのだけども、ゲフンゴフンともかく京アニの唯一の弱みというか、照れなのかどうなのかわからないけどもそっち方面への踏み込みがどうにも弱くて、それが甘ブリでも露見して今ひとつ刺激的な可笑しみに至らなかったので、本作には期待したいところ。

内容から、おそらく「ファントム」は人の見てる幻覚に過ぎないのではないか、あるいは誰かが見てる夢にすぎないのでないかと思えるけど、それはとりあえず置いといて、本作のポイントは冒頭でもあったように「錯覚」。見えていないはずのものが見えている、その光景を描くにあたって、さすが京アニ、錯覚の世界を幻想的かつダイナミックに、ユーモラスに描いてくる。そして川神舞の立ち回り。おっぱいに目が行きがちだけどふともももなかなか…じゃなくて、いやそうなんだけども(混乱)ともかく動きの演技付け一つとってもやはり素晴らしい。立ち回りの動き、それの捉え方(構図)…。それと和泉玲奈。大きく口を開けてファントムを吸い込んでペロリ、となんとも大胆でキュートな光景。電柱の付喪神がリンボーダンスするユーモラスな光景といい、愉快でとても気に入りました。

京アニがまずやらないだろう、と思いつつ、でもやってほしいなあ…と淡い期待を抱いていた作品の登場に期待が高まる。画は文句なし。骨格が定番なだけに、いかにストーリーや展開で新鮮味を出してくるかが評価の分かれ目となりそう。お金に困ってそうな舞が物語を面白おかしく回してくれそうなので、コミカルに駆け抜けていってくれると良いのだけど。