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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 14話

アフリカユニオンの公営企業「ドルト」のコロニー群のうち、ドルト2へテイワズに依頼された物資の配達に立ち寄る鉄華団。その裏で、ノブリスの息のかかったフミタンが、クーデリアをドルト2へ案内し謀殺する計画も秘密裏に進められていた。しかし入港直前にクーデリアが、ドルト3の商業地区で買い物がしたいと言い出す。クーデリアの計画外の行動に口を挟もうとするフミタンだったが、良き友としてクーデリアと培ってきた絆がそれをためらわせた。クーデリアにフミタン、そしてアトラ・ビスケット・三日月がドルト3で買い物をしている間に、鉄華団が荷降ろしに入港したドルト2では異変が起きていた。

フミタンの不穏な行動はこれまでの伏線でも伺えたけども、前回の終盤にノブリスとの繋がりがはっきりして内通者であることが確定してしまった。もっとも、娘を売り渡そうとしたバーンスタイン家の事情を鑑みれば、忠実なメイドである彼女もその息がかかってて当然なんだけども、でもフミタンだよ?裏切らないよねえ…裏切らないで!と切実に願ってきた身としてはわかっていても前回はショックだったし、それでも今回クーデリアへの情が任務への責任に勝ったというのはちょっと嬉しい。もうドルト2ではドンパチおっ始まっちゃったし、計画は狂ったのだから、もうフミタン自分に正直に生きようよ…皆も許してあげて!EDでも顔出してるくらいだからまさかこの混乱の中でクーデリアをかばって…とかそんなことになったら許さんからね!許さんからね!

(深呼吸)

さて、エピソード的には波乱の前兆といった回だけども、ドルト2の鉄華団にドルト3のクーデリアたちと、平穏に見える展開に終始緊張感が漂っていてハラハラした。ドルト3がビスケットの故郷であることもわかって、火星に預けられたビスケットたち兄妹とは別にかしこい兄がいて、頭脳を買われて良いとこの養子として今はドルト3の勤め人となっていると。自身の立場から気後れして連絡をとらないというビスケットをアトラが励まして連絡を取ることが出来たのだけども、こちらもどうにもきな臭い雰囲気。んもう頼むから無事でいて!

一方ドルト2では港の作業員たちの奇妙な歓迎ムード。なんだなんだと思ってたら物資の中身が武器にモビルワーカー。絶妙のタイミングでギャラルホルンが突入してきて作業員たちとギャラルホルンがドンパチ始めると…エグい。なるほどクーデリアはこの騒動で殺される手はずだったのか…。ここまでフミタンが手引きしていたのなら、トド以上のオトシマエをつけられても不思議ではないし、そうでないと筋が通らないんだけども、許してあげて!(切実

メリビットさんは何も知らなかった様子だから、やはり彼女は鉄華団のお母さんなのでしょう。そこはホッとした。オルガ君との夫婦路線が現実味を帯びてきましたね!これくらいの救いはあってほしいなあ。

ともかく、2クール目の1話めに状況がググッと進んだ、緊迫のエピソードでした。今回脚本を担当したのが土屋理敬さん。アイマスやデレマスで僕のお気に入り回の脚本を担当された方で、緊張感ある回を任されることが多い方なのだなあと。個人的にそこも注目してました。新OPやEDから、どんどん被害が増えていく救いの展開にはならないとホッとしてるんだけど、期待してて良いのかしら…。