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GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 13話

東京・銀座に異世界の門が突然開き、異世界の軍勢が襲ってきた「銀座事件」を経て、自衛隊が門をくぐって異世界「特地」に赴き、帝国との外交関係を築くべく行動する。その最前線に立つ伊丹二尉と仲間たちとで、異世界との交流と対立を描く物語、2シーズン目。

日本国の目的が、帝国の腐敗した現体制でなくピニャを中心とした新体制との良好な外交関係にあるところが本作の希望・視聴者にとっての快感となっていて、現体制下で虐げられる人々や少数・弱者を現場の自衛隊が救っていくという流れは、観る者にとってはアレルギー的に違和感を覚えるところなのだろうけども、個人的にはこれが凄く気持ちいい。物語でも現実でも、好意的に描かれることが少ない自衛隊に光を当てた作品ががあってもいいじゃない。ねえ(誰に

もっとも、原作は自衛隊や日本への称揚がもっと凄いらしいから、その流れでアニメへの風当たりもきつくなってるんだろうけど、少なくともアニメだけ観てるとバランスはそう悪くないと思えるので、アニメはアニメとして評価してもらえると嬉しいけど。

さて、2シーズン目に入って、ピニャの兄が当面の敵として対峙しそう。帝国の悪所の環境や少数民族・種族への差別といい、これが覆ると気持ちいいだろうなあという期待感をかき立てる導入。その虐げられる民族・種族によって地震の予兆を察し、迅速に事態前行動に移れた自衛隊、そして帝都を襲う地震…。これから予想される自衛隊の活躍に期待が高まると同時に、被災への想いもこみ上げる。様々な想いに報いるような希望ある展開を期待したい。