アニメられる日々

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ブブキ・ブランキ 3話

炎帝との一戦から、ひとまず反政府活動家・堀野を頼ってそのアジトを訪れる一行。そこで東は、堀野からブブキとブランキについて、その歴史、今日に至るまでの経緯の説明を受ける。

 

わりと早い段階から、ブブキとブランキについてや物語の背景など、おおまかな説明がなされた。全容がわかるほど親切ではないけども、東たちが何を武器に戦っているのか、その目的なり動機なりが見えてきて、万流礼央子による支配体制の経緯と一希家との因縁の関係も見えてきて、作品を楽しむ上で知っておきたいことは説明してくれてたように思う。

柊の東に対する喧嘩腰な態度は、これずっと続くのは辛いなあ…と思ってたから、早々に雨降らせて地を固めてきたのは嬉しい。柊の態度には理由があって、根はいいやつだと前回の時点でわかってしまっているのだから、いたずらに引き伸ばすこともないだろうと、その期待通りに展開してくれた。

CGアニメーションなのだけども、手描きアニメのような演技付けが魅力的で、加速度のついた表情や動きの演技が鮮やか。シーンの中での各々の動きを見てるだけでも楽しくて、特に木乃亜はリアクションが多彩でキュート。東に憎まれ口を叩いたら素直に返答されて気恥ずかしくなったのか、頬を赤らめる様子や、柊をからかってる時の意地の悪そうな表情、柊が東に喧嘩を仕掛けた時のワクワクしてキョロキョロしてる様子、その口元…いいですねえこの子。大好き。皆が食事中に話をしている時に、野菜タワーをジェンガ的につつく静流も可愛らしくて、ここは箸でつつく様子がCG的に機械的に規則正しい動作だったのが可笑しかった。そして的場井襲撃時のスピード感。的場井の登場もそうだし、いつものようにぽやんとした様子で起きてきた黄金が的場井を確認すると復讐の怒りを爆発させる、その文字通り爆発的な瞬発力のテンポも素晴らしい。

的場井の襲撃に海底の首なしブランキと眠りにつく礼央子、敵か味方か堀野さん。ここからドドッと激しく展開していきそう。