アニメられる日々

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ディバインゲート 総感

「ディバインゲート」の出現により、常界・天界・魔界の3つの世界が交わりひとつの世界となった。たどり着いた者の願いを叶えるという「ディバインゲート」を、アカネら少年少女たちや各派閥・勢力がそれぞれ別の動機を抱えつつ目指し追い求め争っていく。

 

たどり着いた「すべての者」の願いを叶えるという「ディバインゲート」の設定を、それぞれのキャラや勢力がそれぞれ別の動機を抱えながら目指し争っていく様子を描く上で上手く使いこなしていて、キャラ一人一人を掘り下げることがそのまま物語の本題と直結していたから、駆け足でもずしりと満腹感の得られるストーリーだった。

誰もが悲しみ苦しみを抱いていて、それを埋めるかのように、あるいは変えてしまうためにディバインゲートを目指す。その願いが誰かの願いと衝突する懸念も構わず…。という状況で、アカネ達はこれまでの出来事も世界も全て受け入れて、未来に生きていく決意をした。辛いこともあったけど、仲間を得て良い体験もできた、それを糧に苦しみを乗り越えて前に進むんだ、というのが本作のメッセージと解釈した。

物語の大筋の部分が途中で終わってしまった感があり、これは原作ゲームや今後の展開を踏まえての判断だろうけども、それにしても後ろ髪引かれるような視聴後感。2期展開で満たしてくれると嬉しいけども…。