アニメられる日々

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話数単位で選ぶ2018年TVアニメ10選

 

宇宙よりも遠い場所 3話

本作は1話ごとに起承転結があって、どのエピソードも10選候補にふさわしいボリュームがあるので悩みました。少女たちが南極へ行こうという途方もない目標に向かって走っていく際のドタバタ感、そこで生じる可笑しみ、可愛らしさや健気さといった本作が当たり前のように持っている地力というか基礎というか、そういった魅力がわかりやすいエピソードの一つとして選びました。南極に行くまでのエピソードもめちゃくちゃ面白いんですよね…。

 

少女☆歌劇レヴュースタァライト 5話

小学生が描いたような書き割りに野球盤のようなファニーなまひるのレヴューを、皆が真剣にトップスタァの座をかけて争う端をどたばたと駆け抜けていく様子が可愛らしかったですし、まひるというキャラの性格や魅力もよく出ていましたね。スタァに囲まれているうちに自分のきらめきを疑い始めたまひるが、確かにきらめいていたからこそ郷土の期待を背負って今ここにいる、ということに気づいての締めも良かったです。

 

ゾンビランドサガ 8話

フランシュシュのメンバーにはじめて家族が登場したことで、フランシュシュのメンバーがゾンビになった経緯、不幸にも人生を終えてしまったことや、残された家族の悲しみなどに対して本作がどう感じているのかという不安に対する回答が得られたエピソードです。それらをすべて良い方向に拾ってくれたのが嬉しかったですし、またとても暖かいエピソードでした。たとえゾンビといえど亡くなったはずの肉親が目の前にいるのに、一定の距離を保つ父親の節度に、リリィの自主性の尊重、自身の身勝手な過去への反省、運命に対する観念など、様々な意味が想像できて、こみ上げるものがありました。

 

はねバド! 8話

倉石監督と望のエピソード、好きなんですよね。独善的に見える監督の采配に、ついに反抗してみせる望でしたが、自分のやりたいバドミントンなんて無かった、だからこれから探してきますという監督への正直な告白が良かったですし、それを受けて降参するように反論を諦めた監督の様子に、監督自身も自分のやりたいバドミントンを探してきた人なんだな、と気付かされるわけですね。

  

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 2話

自動手記人形としての自信を無くしかけているエリカの目の前で、自動手記人形の資質以前に問題ありありなヴァイオレットが堂々たる態度で次々にクレーム案件を引き起こしていく様子や、それに対して呆れて眼鏡がずれるエリカや、客の罵声に怯えて目をシパシパさせるエリカなど、可笑しいやら可愛らしいやら健気やらで、画の艷やかな仕上がりも相まってうっとりしてしまうエピソード。自動手記人形としてやっていけるかというエリカの不安に、向いてなかろうと自動手記人形の仕事を続けるというヴァイオレットの言葉がエリカの道標となって、その締めくくりにエリカ役の茅原実里さんが「あなたの声が道しるべ~」と歌えばもう泣くしかないですよね。

 

ちおちゃんの通学路 5話

水分のとりすぎで通学中に催してしまったちおちゃんが、男子トイレに駆け込んでしまい出るに出られず…というところまでの過程もすごく下らなくて可笑しいのですが、機を見ていざ脱出!というときに窓枠に上半身が挟まってしまい…のところ、男性が女子高生のパンチラに目を奪われてる後ろでちおちゃんが男子トイレの窓枠から引っかかった上半身を抜こうとおしりを突き出して懸命に振ってもがいてる絵面がめちゃくちゃ可笑しかったです。これ、単に窓枠に上半身を詰まらせたちおちゃんが抜け出そうとおしりを振ってるだけならそこまで可笑しくなかったと思うんですよね。女子高生のパンチラに目を奪われてる男性の後ろでパンチラどころでない女子高生がめっちゃおしり振ってるって絵面がもう…。今年最も笑ったエピソードでした。

 

SSSS.GRIDMAN 9話

グリッドマン同盟それぞれを誘惑するためにアカネが見せる夢の世界の中で、裕太が自身の使命を思い出すのが、アカネの身勝手の犠牲者のひとりである問川の墓前であった、というのが激熱でした。一部でbot呼ばわりされたグリッドマンの「君の使命を思い出せ」「君の使命を果たすんだ」がここで生きるわけですね。悪役ながら魅力的でもあるアカネの、しかしながらその犯した罪に対して、作り手が一体どのように思っているのかが最大の懸案でしたが、このエピソードでそれについては重く受け止めてることがわかり、信頼していいと思えるようになりました。

 

ヤマノススメ サードシーズン 6話

山でコーヒーを淹れて飲む山コーヒーのエピソードは、シリーズを通しても最も好きなエピソードとなりました。親友のひなたを「ひなたのやつ」「あいつ」呼ばわりするあおいらしい負けん気で、コーヒーが飲めないのに山コーヒーをすべく準備をする様子がなんとも可愛らしかったです。無事に山コーヒーを終えてもやっぱりまだコーヒーが苦手で…というのもいいですね。時間がゆっくりと流れていて…。

 

ハクメイとミコチ 11話

ドールハウスやミニチュアジオラマを鑑賞してるときに似たワクワクが本作の魅力の一つですが、汽車でお出かけするこのエピソードは好みすぎて呼吸が荒くなってしまいました。我々とは全く別の世界でありながら、我々のよく知ってるものや見覚えのあるものがそこにあって、それが手に入るかもしれないと思えたら、ときめきもひとしおですよね。衣・食・住それぞれにそのときめきがあって、僕は胃がときめいてました。揚げ山芋!

 

ひそねとまそたん 7話

OTFとDパイとの絆を深めるため、Dパイには1度恋をしてもらって、失恋してもらおう、ということを任務として行うというのがユニークですが、その仕掛け人に絹番が選ばれた理由と、彼女を釣るための餌と褒美がまたなんともユニークで可笑しいですよね。拾った漫画誌のコマを目で追う様子も可笑しかったです。そして、恋のエキスパートを称する者さえ読み違えてしまう複雑な恋模様を描いたのもまたなんとも味わい深いです。