アニメられる日々

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2019年TVアニメED映像10選

 

 

 

 

 

さらざんまい

深夜の浅草の、人通りはないけども様々な照明に照らされて、雨上がりの路面が光を反射している様子だけでも情感があっていいですね。そこに電脳空間をイメージしたエフェクトと物憂げに佇む3人の主人公を置くことで、「つながり」というテーマをこの社会の何と掛けているのかがひしと伝わってきます。

 

ケムリクサ

アニメーションというよりデザインという感じですが、荒廃した世界にぽんと放り出されて何が起こっているんだろう、と主人公と同じ心境になっているわれわれ視聴者に示唆を与えるような、意味深な映像が不安感を掻き立てます。

 

厨病激発ボーイ

鉛筆書きのラフスケッチのようなタッチのパラパラアニメーションに、スタッフの作品に対する遊び心あふれる気さくな姿勢がにじみ出ていて、なんとも好きです。

 

星合の空

江畑諒真さんらしからぬ固定カメラでの、江畑さんならではの緻密な身体運動の描写が目を引く映像。同じダンスを踊ってるように見えて微妙にタイミングがズレているあたりの描写はさすがです。キャラの特徴を出したり、世に新しいかっこよさや美しさを発信するようなセンスが良いですね。

 

PSYCHO-PASS

電脳空間や本編の内容を示唆するアニメーションが、曲のテンポに合わせて目まぐるしく展開していく様子がスリリングです。ドミネーターがせり上がってくるあたりは鳥肌ものですね。

 

盾の勇者の成り上がり(2ndED)

盾の勇者一行の、過酷な冒険の旅の途中の束の間の穏やかな日々を、穏やかなタッチと色使いで情感たっぷりに描きました。本編を見た後にほっと一息をつける映像です。

  

ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 魔眼蒐集列車 Grace note

移ろう季節のなかで、木の傍でじっと佇むグレイの様子が、彼女の本質を表現していてなんとも健気で愛おしい映像です。斯様に誰かを慕ったり慕われたりしたいものです。

 

私に天使が舞い降りた!

 しかけ絵本や紙芝居のようなタッチで、登場人物の子どもたちが歌って踊る様子がなんとも可愛らしい映像です。

 

ヴィンランド・サガ(2ndED)

北欧神話を根拠に戦に明け暮れる人々の様子を、言葉で肯定や否定をするのでなく、痛みや苦しみや悲しみをぼんやりと伝えるという塩梅が絶妙です。

 

コップクラフト

特に動きがあるわけではないですが、曲に合わせてティラナのいろんな姿が回想のように流れていく様子が好きです。本編を見進めていくと、それらが本編の補足になっているとわかるのもいいですね。

 

 

総感 

 エンディング映像は最近では無かったり、各話ごとに変わったりするので選ぶのも一苦労ですね。そういった作品も含めて、エンディング映像には作品の本質が出るものなんだなと思いました。